ノンジアミンカラーでかぶれてしまいました

2019/03/04
カラーモデル

 

 

お客様からこんなお問い合わせを頂きました。

「今までずっとノンジアミンカラーをやってもらってたんですが、急に額の方に反応が出てしまったんです。不安になって、家でトリートメントカラーを使って見たんですが、同じように額のところが赤くなってしまって。いったいどうしたらいいんでしょう。」

「ちなみにお客様は白髪染めですか?」

「はい、そうです。」

「わかりました。ではなぜカラー剤にジアミンを使うのかと言う所からお話しさせて頂きますね。」

「白髪染めの場合、髪の内部に褐色の色素を浸入させなといけません。そのために必要なのがジアミンです。

ですからほとんどの酸化染料にジアミンが使われています。

ノンジアミンカラーの場合ジアミンは入ってないので、明るくすることは出来ても、白髪には入りません。

但し、ノンジアミンで白髪染めをやっている美容室もあります。

これはHC染料と言う別の染料を混ぜて塗っていますので、お客様の場合もその方法でやって頂いてたんだと思います。」

「前回染めて頂いた時に、染まりが悪いので配合を少し変えましょうと言われたんです。

そしたらこうなってしまって。」

「おそらくHC染料の配合量を増やしたんでしょう。それに反応した可能性が高いですね。

ちなみにお客様が家で使ったトリートメントカラーも同じHC染料を使っています。

なので反応したんだと思いますよ。

ジアミンアレルギーの方にとっては当然ノンジアミンカラーの方が良いと思いがちですが、使っている染料は化学染料です。刺激の強い、弱いの差はあっても、決して皮膚にいいものとは言えません。

皮膚の抵抗力が落ちていくともっと刺激の低いカラー剤にも反応するようになってしまうので、今から少しづつ皮膚の免疫力や自然治癒力を上げていくこともやった方がいいと思いますよ。」

「何か染められる方法はありますか?」

「症状の出た部分から判断すると、おそらくまだ自己免疫疾患、いわゆるアトピーにはなってないと思います。なので、反応物質が特定されれば、今まで使ったことのない染料を選択する事と、あとはやり方の問題になるので、最小限のリスクで済むようにやらせて頂きます。人によって反応物質は様々なので100%大丈夫とは言いませんが、万が一反応が起きた時に症状を抑えるものも用意してありますので。」

「とにかく早めの対応が肝心です。放っておくと自己免疫疾患、もっと悪化するとアナフィラキシーになることもあるので、その辺もアドバイスさせて頂きます。知識は身を助けますからね。」

「今度、皮膚科に行くんですが、そこでお墨付きをもらってから染めたいと思うんですが。」

「それは無理だと思いますよ。ボクが医者だったらきっとダメって言ってますから。美容と医療は違いますからね。

悪いとわかってててもやりたいのが美容でしょ。うちのこと知ってる皮膚科の先生だったら別ですが,ほとんどのお客さんがダメって言われて来てるお客さんですし、皮膚科の先生もビックリしてますよ。」

「なので、やりたい時に予約してください。」

「わかりました。では◯月◯日にお願いします。」

「はい、それではお待ちしております。」