ヘアカラーやパーマにアレルギーがある人のヘアケア法とは?

2021/03/03
アレルギー カラー パーマ

美しく、身だしなみを整えるためにヘアカラーやパーマをする方もいらっしゃるでしょう。しかし、残念なことにこのヘアカラーやパーマで用いる薬液に、アレルギー反応が出る方がおられます。ただ、アレルギーがあるからと言って、ヘアケアができないわけではありません。そこでこの記事では、アレルギーの人がカラーやパーマをする際の注意点についてご説明したいと思います。

 

1. ヘアケアでアレルギーが起こる理由

まず、ヘアケアでアレルギーが起こる理由についてご説明します。

 

1-1. アレルギーとは?

アレルギーとは、わたしたちの体が外部から侵入してくる物質に対して起こす防御反応の一種です。通常は自然環境にある花粉、食べ物、ダニや動物の毛、また化学物質である薬剤に対してアレルギー反応が起きるのです。

 

アレルギーの原因となる物質をアレルゲンと呼びますが、アレルゲンは人によってそれぞれ異なります。アレルギー反応を起こす人は、アレルゲンを触ったり、食べたり、吸い込んだりしています。アレルギーを発症する理由はわかっていませんが、家族にアレルギーを持っている人がいれば、アレルギーを発症するリスクが高くなるのです。

 

ちなみに、これまで何度も使用したり、食べたりしていたものであっても、あるときからアレルギーを起こすこともあります。

 

1-2. 頭皮アレルギーの症状

以下のような症状がある場合は、頭皮アレルギーの可能性があります。

 

・頭皮のかゆみ

・頭皮の発疹(とくに膨らみのある発疹):重度の場合は、額、首、耳の後ろにまで広がることがあります。

・皮膚の表面が剥がれ落ちる:頭皮アレルギーはしばしばフケと間違われます。これは、フケを治療するために処方された薬が肌に負担をかけてしまい、元々の問題を悪化させるからです。もしフケ対策が効いていないのであれば、アレルギーが原因の可能性があります。

・重症アレルギー(アナフィラキシー):発疹に伴って呼吸困難、腹痛などの症状がある場合は、重症アレルギー(アナフィラキシー)の可能性があります。すぐ病院で受診してください。

 

1-3. アレルギーの原因となるヘアケア製品の成分

ヘアケア製品のうち、パラフェニレンジアミン(PPD)は、最も多いアレルギーの原因として知られています。

 

これはヘアカラー製品に一番よく含まれています。またその他にも、フェニレンジアミン、p-ジアミノベンゼン、4-フェニレンジアミン、4-アミノアニリン、1,4-ジアミノベンゼン、1,4-ベンゼンジアミンなどもアレルギーの原因となるのです。

 

さらに、アンモニアやレゾルシノール、過酸化物などの成分に触れると、アレルギー性皮膚炎の症状が出る人もいるのです。これらの製品には、「ナチュラル成分配合」や「ハーバル成分配合」と書かれていることがありますが、製品の裏にある成分表示を見れば確認できます。

 

2. アレルギーの人のヘアケア注意点

次に、アレルギーの人のためのヘアケアの注意点をご紹介します。

 

2-1. 原因の特定

軽い症状であれば気にならないかもしれませんが、もし重症アレルギーの症状があったり、何度も繰り返し症状が起こったりする場合は一度病院で受診し、原因(アレルゲン)を特定しましょう。アレルギーだと思っていても別の病気の可能性もあります。

 

またアナフィラキシーは生命に関わることがありますので、自己判断は避けるべきです。ただ病院で受診したとしても、必ずしも原因が特定できるとは限りません。

 

その場合は、可能性の高い成分を予想することになります。これは、使用したヘアケア製品や薬を詳細に記録しておくこと、また何か症状が起こった時も記録をしておくことが重要です。メモに記録しておくと、あとから振り返った時、アレルゲンの可能性の高い成分を見つけやすくなることがあります。

 

2-2. 症状を軽減させること

重症でないなら、症状を軽減させることを考えてもよいでしょう。具体的には、可能性のある成分が含まれる製品の使用を最小限にし、使用後はできるだけ速やかに洗い流すことです。また、病院で処方されるかゆみ止めや抗アレルギー薬を使うことで、症状を軽減できます。かゆみが強い場合は、かゆいところを冷やすとかゆみが治ります。

 

2-3. 症状を起こさないこと

原因がある程度特定されているなら、症状を起こさないようにするのが重要です。具体的には、原因となる物質が含まれている製品を使わないことです。原因が特定されていなくても、可能性の高い成分が含まれている製品の使用は避けましょう。またアレルギーを起こす可能性の低い製品を使うことも検討します。

 

たとえばノンケミカルやオーガニック製品は、アレルギーを起こしやすい人でも安心して使えることがありますので、製品を購入する際には含まれている成分を確認して購入するとよいでしょう。

 

3. まとめ

頭皮アレルギーについて、その症状や対策についてご説明しました。ヘアサロンのなかには、「アレルギーに対応しています」と広告しているところがありますが、実際多くは薬に頼っていて、その薬が使えないと一切対応できないというケースが多いようです。

 

アレルギー対策専門美容室である「スウィッチヘアー」では、経験豊富なスタッフが対応しています。ダメージを受けている髪や頭皮を改善させつつ、アレルギー反応を起こさないようにノンケミカルやオーガニック製品を使い、注意を払ってケアいたします。お悩みの方は、ぜひご相談のうえ、無料カウンセリングもご利用ください。