頭皮の気になるトラブル!かゆみを引き起こす乾燥やアレルギーについて
2021/03/24
美しい髪は男女問わず憧れがあります。美しい髪は髪型ではなく、髪質や頭皮の状態がよいことで生まれます。そういったなかで頭皮のかゆみで悩んでいる方も、少なくありません。
かゆみの原因としてはさまざまです。一番に思いつくのが乾燥によるものかもしれませんが、アレルギーという可能性もあります。その場合は正しく治療しないと治まりません。
今回は頭皮のかゆみの原因や対策などを、詳しく解説していきます。原因を正しく理解してそれを取り除くことで、悩みの解消につなげていきましょう。
1. 頭皮のかゆみの原因
自分で気がつくほど髪に傷みを感じる場合、頭皮も問題を抱えていることが多くあります。とくにかゆみやフケが気になってくると、眠れなかったり仕事に集中できなかったり、日常生活にも支障をきたす場合も出ていきます。そうなれば原因を突き止めて、正しく治療していきたいものです。以下ではその原因となるものを探っていきましょう。
1-1. ドライスキン
まずはいわゆる乾燥肌が原因の場合です。頭皮はほかの部位より毛穴が多いため、肌が水分を保持する機能が弱くなります。バリア機能が低いために、とくに冬場空気が乾燥している時期に肌が乾燥を感じたら、頭皮は乾燥している可能性が高いといえます。また頭皮は髪を乾かすためにドライヤーをあてる時間が長くなると、さらに乾燥が進んでしまうのです。乾燥が進むと、アレルギー反応も起こしやすくなります。
1-2. シャンプーかぶれ
シャンプーやヘアケア製品の薬剤でかぶれて炎症が起こり、かゆみが生じます。これはアレルギーの症状です。自分では気がつかない、特定の化学物質や刺激物に反応している場合があります。このアレルギー反応の場合は頭皮だけではなく、眉間や耳・首にも赤みや発疹があらわれることがあるのです。
1-3. アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、頭皮にも起こるアレルギー症状です。皮膚のバリア機能が低いために起こる慢性的なもので、成人すると症状が軽減する場合も多くみられます。肌の一部分に激しく起こるケースが多く、膝の裏側や肘の内側によくみられます。そういった症状がある方は、頭皮もアトピーによるかゆみの可能性があるのです。
1-4. その他
そのほかにも感染症や、頭シラミの可能性もあります。感染症の場合は痛みがともなったり、フケがとくにひどかったりします。シラミの場合はとくにかゆみが我慢できないくらいにひどくなり、髪を払ったくらいではとれないフケのような白い小さな卵がみつかるのです。どちらもきちんとした市販薬や抗生物質で治療を行わないといけません。
2. ドライスキンへの対策
それぞれのかゆみを抑える対策を考えてみましょう。ドライスキンに対する改善はどうしたらよいのでしょうか。
2-1. シャンプーを見直す
頭皮には健康に必要な皮脂量があります。シャンプーを何回もすると皮脂が落ちすぎてしまい、乾燥につながります。洗いすぎには注意しましょう。また市販のシャンプーは洗浄力が高いので、こちらも皮脂を洗い流してしまい乾燥してしまいます。さらに洗い方も爪を立ててごしごし洗ってしまうと、必要な皮脂分を落してしまう可能性があります。熱すぎるお湯が原因になる場合もあるのです。
2-2. ストレス
ストレスから血流が悪くなり、頭皮が血行不良を起こすと栄養が行き届かなくなります。そうなると新陳代謝が悪くなるので頭皮の再生に問題が起こり、乾燥につながります。ストレスの原因を取り除くことが大事です。
2-3. ドライヤーを見直す
ドライヤーは頭皮に直接熱をあてるので、乾燥します。熱すぎない・長時間使用しないなど、工夫したいものです。しかし熱が悪いからといって自然乾燥にすると、雑菌が増えやすくなりフケの原因にもなります。また濡れているとキューティクルが開くので、その状態が長く続くと髪の乾燥が進んでしまい逆効果です。適温で適度に使うようにしましょう。
2-4. 生活習慣と食習慣を見直す
健康な頭皮は健康な体からといえます。寝不足やビタミン不足は、頭皮の乾燥によくありません。とくにビタミンB群は皮膚のターンオーバーを促進させる、大切な栄養素です。積極的に摂取しましょう。
3. アレルギー症状の対策
それではいざアレルギー症状を起こしてしまった場合、どう対応したらよいのでしょうか。以下に詳しくみていきましょう。
3-1. シャンプーやヘアケア製品を見直す
薬剤やシャンプーのアレルギー反応からのかゆみであると、耳や顔周りなど頭皮に近い部分にも、症状が出る場合が多いといわれています。どの製品を使ったときに症状が強く出るのかを、まず考えてみましょう。それを取り除くことが先決です。
炎症を鎮めることが大事になってくるので、皮膚科に相談したうえできちんとした薬で治療することをおすすめします。頻繁に起こるようなら、原因物質を突き止めるテストをしてもらうとよいでしょう。
3-2. アトピー症状への対策
アトピー性皮膚炎と診断されたら、辛抱強く外用薬を中心とした薬物による治療を行うことになります。シャンプーに関しても低刺激のものや、アトピー専用のシャンプーなどを使うようにしましょう。一般的な市販シャンプーはかなり刺激が強いので、避けた方がよいでしょう。
4. まとめ
今回は頭皮の気になるトラブルや、乾燥とアレルギーによるかゆみを中心にみていきました。これらのポイントを参考に、健康な髪で気持ちよい毎日を過ごしていきましょう。
「スウィッチヘアー」はアレルギー対策に特化したヘアサロンです。頭皮のアレルギーだけでなく身体のアレルギーから対応しているので、安心して通っていただけます。いままでアレルギー症状のためあきらめていた、パーマやカラーリングはありませんか。ノンケミカルメニュー、オーガニックメニューなどを多数ご用意していますので、ぜひともお気軽にご相談ください。その際無料カウンセリングもしておりますので、あわせてご利用ください。皆様のご来店を、心よりお待ちしております。
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