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ヘアカラーによる頭皮への影響や対策とは?詳しくご紹介

ヘアカラーによる頭皮への影響や対策とは?詳しくご紹介

2021/05/05

カラー 頭皮

ヘアカラーをすることで髪の毛にダメージを与えてしまいますが、同時に頭皮に対しても影響を及ぼしてしまいます。薄毛などにお悩みの方は、ヘアカラーによる影響に起因している可能性もあるのです。

 

そこで今回は、ヘアカラーによる頭皮への影響や対策方法についてご紹介いたします。

 

1. ヘアカラーが頭皮に影響を及ぼす理由

ヘアカラーは髪の毛が黒色である元となるメラニン色素を脱色することによって、染料を発色させるという仕組みのものです。髪の毛表面でバリアとして保護しているキューティクルを開く必要があるため、アルカリなどの成分が作用するような薬剤となっています。

 

つまり、目的は髪の毛を染めることですので、ダメージは度外視されているというわけです。もちろん髪の毛や頭皮に対してダメージを抑えるように配慮はされているものの、ダメージ自体は必ず負ってしまいます。それは薬剤を使用する以上は避けられないことです。

 

頭皮や髪の毛にダメージを与えないことを優先してしまうと、髪の毛を染めるという目的を果たせなくなるでしょう。どちらも兼ね備えるというのは現在不可能ですので、ダメージを犠牲にして発色を促す効果を優先しているというわけです。

 

髪の毛と頭皮の状態は人それぞれです。普段からスタイリング剤を頻繁に使用している方とそうでない方でも状態には違いが出ますし、年齢などの影響もでる部分となります。そこに薬剤によるダメージが加わってしまうことになるので、何かしらの影響が出てしまうのも無理ないのです。

 

ヘナカラーのように極力ダメージを抑えられるヘアカラーも存在しますが、その反面やはり発色という面では劣ってしまいます。

 

2. ヘアカラーが与える影響

傷みという形でのダメージの他に、ヘアカラーが頭皮に与える影響としては以下の2つが代表的なものとして挙げられます。いずれも皮膚に対する炎症となりますので、どういった条件で起きてしまうのか把握しておくことはとても大切です。

 

2-1. アレルギー性接触皮膚炎

ヘアカラーの薬剤に含まれるジアミンという成分が引き起こす皮膚炎のことです。痒みや赤み、晴れなどの症状が頭皮で見られるようになります。これはアレルギー反応の一種で、ジアミンという成分に対して身体が有害物質であると判断することで起きるのですが、誰にでも起きることではなくジアミンに対してアレルギーがある方のみが対象となります。

 

2-2. 刺激性接触皮膚炎

アレルギーではなく、カラー剤が頭皮に付着することによって発生する皮膚炎です。元々敏感肌の方であったり、ヘアカラーを短いスパンで繰り返したりしている方の場合に発生する可能性が高い傾向にあります。アレルギー性の皮膚炎の場合ですと成分に対してアレルギーを持っている方のみに発生するわけですが、刺激性接触皮膚炎の場合は誰にでも起きる可能性があるのです。カラーの施術中に頭皮にヒリヒリ感や痛みを感じるという方は皮膚炎になる可能性が高いでしょう。

 

3. 頭皮への影響を抑える方法

ヘアカラーをする際に頭皮への影響を極力抑えるためにできることはいくつも存在します。何もせずにヘアカラーをした結果、皮膚炎を発症してしまうということは避けるべきですので、影響を抑える方法を取り入れてみるといいでしょう。

 

3-1. パッチテストを行う

パッチテストというのは、実際に使用するカラー剤を頭皮ではない部分の皮膚に塗布し、その反応を確かめることで事前に皮膚炎を起こしてしまうのか確かめるためのテストです。どの美容院でも実施してくれるはずですので、初めてヘアカラーをする場合や皮膚炎が起きてしまうか気になるという方は相談してみましょう。

 

パッチテストで反応が出た場合には、頭皮で炎症を起こさずに済むのでとても便利ですし安心材料になります。

 

3-2. アレルギー反応が出ないヘアカラーをする

パッチテストによってアレルギー反応が見受けられた場合には、ジアミンが含まれていないヘアカラーを使用する事によって、皮膚炎を避けつつヘアカラーをすることが可能となります。また、アレルギー反応は見受けられずに刺激性の接触皮膚炎の可能性があるという場合には、頭皮に対してカラー剤が付着しないように施術することで、頭皮への影響を与えずに済ませることが可能となるのです。パッチテストは必須ではありませんが、行うことで確実性が増します。

 

3-3. カラー剤を頭皮につけないように施術する

ゼロタッチという技術をご存知でしょうか?ヘアカラーの際に髪の根元ギリギリまでカラー剤を塗布し、頭皮には一切付着させないようにするカラー技術のことです。専用のクシを使用することによって実現可能な高度なテクニックとなります。美容師の方でもこのスキルを有している方は限られますので、カラーを行っていただく美容院にそのスキルを持つ美容師の方が在籍しているのか、事前に確認するといいでしょう。

 

カラー剤による皮膚炎は頭皮にカラー剤が付着しなければ起きることはありませんので、影響を抑えるという意味では確実な方法となります。

 

4. 頻度や肌の状態を考慮しましょう

頭皮の状態によってカラー剤による皮膚炎が発症する確率は変わります。正常な状態でも発症する可能性がありますので、体調不良など頭皮の状態が正常でない場合にはより皮膚炎になってしまう確率が高くなってしまいます。

 

また、ヘアカラーは定期的に行う方がほとんどです。問題はその頻度で、毎月のように行っている方ですと頭皮に蓄積されるダメージが非常に多くなるため、頭皮のコンディションを悪くしますし影響を受けやすくなってしまいます。影響を受けにくい正常な頭皮の状態であることを確かめた上でヘアカラーを行うようにしましょう。

 

5. まとめ

ヘアカラーの際に使用する薬剤が頭皮に対して影響を与えてしまいます。しかし、影響がないようにヘアカラーをすることも可能ですので、気になる方は美容師の方と相談の上行うといいのではないでしょうか。

 

「スウィッチヘアー」はアレルギー対策専門のヘアサロンです。これまでヘアカラーでアレルギー反応が起きてしまった方にも安心して施術を受けていただけますので、お気軽にまずはご相談ください。

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