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ヘアカラーの種類別の特徴について詳しくご紹介!

ヘアカラーの種類別の特徴について詳しくご紹介!

2021/06/23

ヘアカラー 種類 特徴

ヘアカラーといえば、ついつい色にばかり注目してしまいがちですが、ヘアカラー自体にいくつかの種類があることをご存知でしょうか?目的などに応じてそれぞれ異なる特徴から使い分ける必要があるのです。

 

そこで今回は、ヘアカラーの種類別の特徴についてご紹介します。

 

1. アルカリ性カラー

一般的にヘアカラーといったらこのタイプのことを指します。ホームカラーとサロンカラーどちらも該当し、白髪染めや黒染めに関してもこのタイプになるのです。永久染毛剤と呼ばれていたりもします。アルカリ性カラーは、アルカリという成分の作用によって髪の毛を発色させる仕組みです。

 

具体的には、まず髪の毛表面をバリアのように覆っているキューティクルを剥がす必要がありますが、アルカリにその作用がありますので、髪内部へ染料を浸透させることが可能となります。そしてアルカリと過酸化水素が組み合わさることによって発生する酸素が、髪の毛の色のもととなるメラニン色素を脱色し、同時に染料を発色させます。

 

キューティクルに隙間が残ったままになりますが、発色した分子はその隙間よりも大きいため、最終的にヘアカラーが定着するというわけです。

 

選択できるカラーはさまざま存在しているので、多くのカラーに対応できるというのが最大のメリットです。ただしカラーを繰り返すたびに髪の毛にダメージを与えてしまうため、同じ箇所への繰り返しカラーには向いていないということと、アレルギー反応を起こしてしまう場合があるというデメリットがあります。

 

2. ブリーチ剤

脱色剤とも呼ばれている薬剤のことで、アルカリ性よりもより明るい髪色にすることが可能です。基本的にはブリーチ剤単体で使用することはほとんどなく、髪の毛全体のメラニン色素を根こそぎ脱色した上で、鮮やかなカラーにするために使用されます。ただし単体で使用することで金髪にできるので、そういった使い方をするケースも存在します。

 

日本人の場合ですと、ほとんどの方の地毛は黒髪です。そのままでも、ある程度までの明るさであればヘアカラーによって発色させることが可能です。しかしパステルカラーや原色のようにはっきりとした明るい色にするためには、ヘアカラーでは十分な発色をさせることが出来ません。どうしてもメラニン色素を脱色させる必要があるので、そのためにブリーチ剤は非常に重要となるのです。

 

髪の毛を発色しやすい状態にできるブリーチ剤ですが、デメリットとしては髪の毛への大きなダメージがまず挙げられます。ヘアカラーの比ではないほどに髪の毛が傷んでしまうことになるので、しっかりとしたケアが求められます。そして色落ちのスピードの速さもデメリットの一つです。脱色した髪にヘアカラーをすると発色は申し分ないものの、短期間で色が落ちてしまうのです。

 

3. ヘアマニキュア

ヘアマニキュアはアルカリ性カラーに似ていますが、半永久であるという点が異なります。基本的にはヘアカラーというより、白髪染めとして使用されることがほとんどです。ただしそれだけでなく、ブリーチ剤を使用したあとの髪の毛に対して使用することによって、鮮やかな原色カラーを美しく仕上げることが可能でもあります。

 

髪の毛が発色する仕組みに関してもアルカリ性カラーとは異なり、髪の毛の内部に染料を浸透させるアルカリ性カラーに比べて、ヘアマニキュアは髪の表面に対してコーティングするような形で色を付けます。そのため白髪に対してとても効果的であるのと同時に、頭皮への影響も少ないため安心して使用することが出来るでしょう。頭皮へのダメージが白髪の原因になってしまうこともありますので、さらにダメージを増加させてしまわないヘアマニキュアは、安心して使用できるものであるといえるのではないでしょうか。

 

デメリットとしては、黒髪に対して使用しても意味がないということです。メラニン色素が薄い状態であるからこそ効果を発揮するため、しっかりとした黒髪に対しては変化が見受けられないという結果になってしまいます。実際には着色されているのですが、見た目にその変化がわからなければ無意味でしょう。変化が感じられるレベルまでブリーチ剤によって脱色をしなければならないというわけです。

 

4. ヘナカラー

主成分が植物であるカラー剤のことです。他の薬剤に比べて圧倒的にダメージが少ないというのが特徴です。カラーをする際にはなにかしらの薬剤を使用するため、ダメージの一切ない状態でというのは不可能といっても過言ではありません。しかしその中でもヘナカラーに関しては、髪の毛と頭皮どちらに対してもダメージを最小限に抑えながらカラーを行えるため、ダメージが気になる方には非常におすすめです。

 

デメリットとなるのは、脱色効果がないという点です。アルカリ性カラーもブリーチ剤もメラニン色素を脱色させることでカラーを発色させるという仕組みですが、ヘナカラーにはその効果がないために明るい色には向いていません。また髪質によっては時間がかかったり、しっかりと染まらなかったりといった点も気になる部分です。

 

美容室によってはヘナカラー自体がメニューにないことも多く、用意されていたとしても100%ヘナではないこともあります。カラーの所要時間の短縮などを理由に他成分が混ぜられていることがありますので、100%ヘナに比べるとダメージも多くなってしまいます。

 

5. まとめ

今回ご紹介したのは代表的な4種類となりますが、それぞれ一長一短です。ご自身がどのようなカラーにしたいのかによって決まる部分となりますので、美容師の方に相談してみるといいでしょう。アレルギー対策専門のヘアサロンである「スウィッチヘアー」では、アレルギーをお持ちの方でも安心してカラーを受けられるメニューをご用意しております。ぜひ一度お問い合わせください。

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